長崎おもしろ・よもやま話
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長崎おもしろ・よもやま話
長崎ものしり手帳シリーズ特別編「長崎おもしろ・よもやま話」として、長崎文献社様のご協力により、故・丹羽漢吉著作「長崎おもしろ草 第二巻・史談切抜帳」より20話を抜粋し配信し、続編として、故・島内八郎著作「長崎おもしろ草 第一巻・島内八郎めもあーる」より12話、さらに続々編として、故・森永種夫著作「長崎お...
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50 episodes最終第50話 「長崎御用書留 野母・高浜・椛島」
「長崎御用書留」に残っている記録の中から、野母・高浜・椛島村で起こった出来事『琉球船漂流』『グラバーの返事』『いも盗人』『回米くすね』の四篇をお届けし...
第45話 「長崎御用書留 浦上・渕 後編」
「長崎御用書留」に残っている記録の中から、浦上村渕で起こった出来事・後編として、『暗闇からの発砲』『井戸端事件』『異人さんの贈り物』『アメリカ人の五島...
第44話 「長崎御用書留 浦上・渕 前編」
「長崎御用書留」に残っている記録の中から、浦上村渕で起こった出来事・前編として、『縄筵納入』『干し鮑製造』『うその涙』『抜け荷の疑い』の四篇をお届けし...
第41話 「長崎御用書留 長崎村 中編」
「長崎御用書留」に残っている記録の中から、長崎村で起こった出来事、『行き倒れのたらい回し』『町役人と村役人』『世間師』『トルコ人キンフリの一件』の四篇...
第40話 「諸伺付札留 長崎村 前編」
長崎県立図書館に、長崎代官の「諸伺付札留」という記録が残っています。これは、長崎代官が自分の管轄する長崎周辺の村々や天草の町村で起こった事件を記録し、...
第38話 「江戸までの距離」
江戸時代をはじめ、ポルトガル人は排斥され、阿蘭陀人のみ貿易の特権を与えられます。ここで阿蘭陀人には二つの選択肢がありました。それまでの平戸から、政治の...
第37話 「幕末のドル・ショック」
金と銀。これは世界中どこでも通用する通貨として使用されました。我が国では、流通経済の盛んな西日本では、生野銀山から継続的に算出される銀を主体に取引がす...
第35話「浪人・泰蔵 物語」
元治元年8月5日、英米仏蘭の連合艦隊が下関を攻撃しました。その英国軍艦に一人の日本人が同乗していたらしい・・・。幕府は当然、その実態探索に血眼になりまし...
第34話 犯科帳の世界「唐人船のお守り札」
■唐人船のお守り札 肥後国・阿蘇山衆徒の大徳方栄解は、「自分の寺の守り札を長崎市中に配ってほしい。そして唐船帰帆の安全守護祈祷ができるように斡旋してほし...
第33話「長崎の抜け穴・唐人屋敷からトンネルを」
■長崎の抜け穴 寛文6年(1666年)から慶應3年(1867年)までの長崎奉行所の判決記録「犯科帳」には、8,000件以上の事件が記録されています。その中でも、最も多い事...
第32話 「土用とウナギ 明清楽 方言の方言」
ウナギを食べるのは、土用の丑の日が一番良いという習俗は、いつ頃から起こったかというお話。そして、明の唐船主魏九官やその曾孫 民部から伝授された明清楽に...
第31話「オランダ船大砲始末」
1964年、かつてオランダ船に搭載されていたといわれ、なんらかの事情により海中に残されたものと思われる鉄製の大砲が、浦上川の出口、志賀の波止付近から引き揚...
第30話「錦帯橋とめがね橋 長崎のちまき」
日本三名橋の一つともいわれている山口県・岩国市にある錦帯橋。錦帯橋が架かっている錦川は、雨により増水することが多く、その都度、橋が流失していたそうです...
第29話 「南蛮船引き揚げ事情」
島原城主・有馬晴信は、徳川家康の依頼を受けて、当時、高貴な香料だった伽羅(きゃら)を輸入するため、家臣を南支の占城へ派遣します。家臣は無事、伽羅を手に...
第28話「実録・思案橋ブルース と グラバー邸は残った」
日本三大遊郭といわれた丸山への門前橋・思案橋。この場所で、丸山へ「行こか戻ろか」と思案したので名付けられたといいます。その思案橋についての四方山話と、...
第27話「ぼた餅を詠んだ歌とちゃんぽん」
長崎諏訪神社・長崎公園内にある「月見茶屋」は、創業明治18年。有名な「お諏訪さんのぼた餅」、今でも変わらず食することができます。そのぼた餅(べた餅)の歌...
第26話「吉井勇と長崎」
「おほらかに 稲佐の嶽ゆ 見はるかす 海もはろばろ 山もはろばろ」歌人・吉井勇の歌碑は、県下に9本あり、そのうちの一つ、上記の歌碑が稲佐山にあります。...
第25話 「永見夏汀をしのぶ」
永見夏汀は、明治23年8月、永見徳太郎と松本むらの3男として、長崎に生まれます。家業を継ぎ、倉庫業に励む傍ら、市会議員、会議所議員、十八銀行監査役などを...
第24話 「河童屏風」
小説家・芥川龍之介が二度目に長崎を訪れた、大正11年5月。この時、丸山の料亭「菊の家」の芸妓・照菊(杉本わか、後年料亭「菊本」)のために、「河童屏風」を...
第23話 「斎藤茂吉と長崎」
山形県生まれの歌人・斎藤茂吉は、大正6年12月、長崎医専精神科教授として長崎に赴任します。赴任してから、大正10年3月に上京するまでの間、茂吉は長崎にちなん...
第22話 「北原白秋を憶う 後半」
昭和10年6月、北原白秋は長崎を訪れた際、伊王島にも足を運んでいます。この時の思いを「伊王島」として長歌一首と、返歌を発表しています。この回は、そのお話...
第21話「北原白秋を憶う 前半」
詩集「邪宗門」「思ひ出」、童謡「この道」「ペチカ」「赤い鳥 小鳥」などで有名な詩人・北原白秋。白秋は、二度、長崎を訪れています。一度目は明治40年。与謝...
第16話「峠の沙汰も金次第」
長崎街道の難所のひとつ、矢上から長崎旧市街に入る難所中の難所、日見峠。明治に入ると、日本最初の有料道路が開削されます。有名のような、あまり知られないエ...